日立電鉄と茨城交通と鹿島鉄道と(8/6)2006年08月06日 23:59

架線も留置車両も線路も全て取り払われてしまった久慈浜駅
 昨晩の余韻をひきづって、午前中は完全に起動不能。
 お昼を廻ってからしばらくしてやっと行動を開始する。

 先ずはここの所毎週恒例の日立電鉄の定点哨戒。
 常北太田駅はこれといって変わりなし(もう駅舎やホームが撤去されるまでは変わりようが無いと言えばそうなのだが)。
 ここで、同業者(廃線探訪)の方と遭遇、徒歩鉄のようで、「これから他の駅や廃線跡も廻るんですが、ご一緒しますか?」と声をおかけしたら、思いがけず快諾をいただいた。車中では、日立電鉄についての会話が弾む。連れの方が居るのも楽しいものだ。
 せっかくなので、普段は無視している他の駅や橋梁もチェックしながら大橋、久慈浜へと向かう。

 大橋の陸橋の橋脚は、最後まで残った県道東側の1本が解体中。おそらく来週には全ての作業が終わっていることだろう。

 久慈浜駅の構内は見事にレールの撤去が終了していた。
 機関庫の大甕よりに車体長の分だけ残されたレールにモーターカーが載せられていた。

 私はその後茨城交通へ向かうので、久慈浜まで同行してくださった方も勝田駅まで同道してくださる事になった。
 せっかくなので、東海駅手前の村松軌道と常磐線の立体交差部分へ寄ってみる。ここも数年来ていなかったので良い機会になった。

 勝田駅手前で日立製作所の引込み線に寄り、勝田駅に車を止めて駅の北西側の廃ホームへ案内する。同行してくださった方とはここでお別れ。
 翌日、大変丁寧なメールをいただいた。

 さて、茨城交通。ここのところキハ205&キハ3710-01のペアと、キハ
3710-02&キハ37100-03のペアが一日交代で走っているようなのは読めて来ていたのだが一応確認のため金上-中根間へ、金曜がキハ
3710-02&キハ37100-03のペアだったので、一日置いた今日(8/6)もそうだろうと踏んではいたが、まさにその通りだった。
 急げば未だ日没に間に合いそうなので、ひたちなかICから東水戸道路で茨城町東ICへとワープを敢行し、桃浦-八木蒔の筑波山バックのポイントへ、しかし西の雲は厚く、筑波山の姿は望むべくも無かった。
 夕日の方は薄雲ごしに輪郭が見えるので、とりあえず夕日バックで撮ろうとするが、一台のカメラで構図を2つ欲張ろうとして見事に失敗した。

 その後、常陸小川に車を止め、小川折り返しの車内で一日乗車券を購入し、石岡へ。
 実は鹿島鉄道の刻印の入った懐中時計(鉄道時計)だが、既に販売が開始されていて石岡の詰め所でなら売ってもらえるとの話を昨日のカシノリの際に聞いていたので、これを買いに行くのである。
 懐中時計(鉄道時計)は日立電鉄の刻印入りのものを既に持っているので、不要といえば不要なのだが、とりあえず発売の御祝儀的な感覚で購入することにしたのだ。
 石岡の詰め所では快く対応していただいた。住所氏名を記入して代金を渡し、時計を受け取る。番号は意外と若番で「036」だった。正直、本当に鹿島鉄道の目論見通りに売れているのだろうかと若干心配になる。
 詰め所を辞して、5番ホームに止まっていたKR-502に乗り込む。

 ぼっとしていた様で、実はこの列車は玉里止まり。折り返そうかとも思ったが、常陸小川まで乗る列車はどうせ同じなので玉里で下車し、石岡へ向かうKR-502を見送り、その後は待合室の観察などをしながら列車を待つ。
 鉾田行きは、先ほど石岡南台で交換したKR-503がやって来た。
 常陸小川迄戻って、それからバルブ大会でもしようかとも思ったが、翌日の会社のこともあるので自重して帰宅。
 帰宅後待ち受けていたのは2日分10GBもの画像データの整理だった。