【お出かけ】会津鉄道・只見線(その3)~出発~2023年06月03日 05:00

水戸駅で見かけたレール運搬用キヤ
 風雨をついて水戸駅に到着。
 背に荷物、片手にビール5本の入った保冷パック、もう片手に傘。
 先ずは、北口のローソンでビールと食料の買い出し。保冷パックのビールは温存(冷蔵だけど)。
 サッポロの黒ラベルとラガーを1本づつ、サンドイッチを2袋。
 
 さて、入場だが、その前に情報収集。とりあえず遅れの掲示とかは無し。
 改札で下りのいわき行が徐行するかを聞くと、現在のところそういう情報は無いとの回答。
 
 下りにするか、上りにするか、一応両方ともクリアになった訳だが、下りは後の選択肢が無い。どちらがリスクが高いのか?
 結局短時間の乗り換えの連続する方がリスキーであると考えて上り方向を取る。
 北千住経由の方が距離は長いがクロスシートに座れる時間が長いので、呑み鉄にも都合がよかろう。指定席も購入済だし。

 0458の水戸線始発小山行、0509の常磐線下り始発いわき行を見送った。
 構内放送はほとんど無いが、特にダイヤの乱れている兆候は無かった。
 列車を待っている間に、レール運搬用の気動車がやって来た。

 スマホでSuicaグリーン券を購入、どうせ800円区間なので高萩~熱海で買っておく。

【お出かけ】会津鉄道・只見線(その4)~早速裏目に出る~2023年06月03日 05:30

【お出かけ】会津鉄道・只見線(その4)~早速裏目に出る~

 入って来た常磐線上りのグリーン車の平屋エリアに乗車。
 さっそく、店を広げておっぱじめる。

 そこへ女性車掌さんのアナウンス。
 『石岡より先、大雨により徐行運転をするため、大幅な遅れが見込まれる。』
 とのこと。

 一瞬アタマ真っ白。もういわき経由の経路の下り列車は見送ってしまった。
 だが未だだ、北千住経由はダメでも、栃木経由は残っている。
 水戸線・両毛線の遅延情報は今のところないし、始発は何事もなく水戸を出て行った。
 友部始発の2番列車を捕まえればなんとかなるだろう。
 確かに未明には取手~土浦~水戸のラインで強い雨のエリアが滞留していた。
 リスクを回避したつもりがリスクに正面から飛び込んでしまった。

 とりあえず、手をつけたサンドイッチ1袋と今日1本目となるサッポロのラガーを消費。
 グリーン券は無駄だったなぁ。

 友部までの間に栃木経由での行路を検索。
 1本早い、会津田島までの直通特急リバティ会津に間に合うが、栃木駅でWeb特急券の席変更とかやっている暇はなさそう。
 かといって1時間以上栃木で待つのもナンだし、この天気なら出来るだけ先に進んでいた方が良いだろう。

 水戸線の平常運転にかけて友部で下車。

【お出かけ】会津鉄道・只見線(その5)~リカバー~2023年06月03日 06:00

【お出かけ】会津鉄道・只見線(その5)~リカバー~

 友部始発の水戸線2番列車はE531の5連。
 ゆうゆうボックスを確保し、朝食を再開。
 さっきの残り半分。サッポロの黒ラベルとサンドイッチ。 

 とりあえず、遅延情報などは無く定刻で友部を発車。
 空いた車内のまま、定刻で小山着。
 両毛線も定時運行でやれやれ。
 211系って未だ走っていたのね~。
 ロングシートだし、短距離なので呑みはおあずけ。
 三角形の1辺だけの経路を定時運行で走破しリカバリー完了。
 あとは東武がWebの情報通り、正常運行なのを祈るのみ。
 やれやれ。とりあえず山は越したかな。山越えはこれからだけど。

【お出かけ】会津鉄道・只見線(その6)~リバティ会津~2023年06月03日 07:30

【お出かけ】会津鉄道・只見線(その6)~リバティ会津~

 栃木で下車し、東武の窓口へ。
 時間が無く、Web特急券の変更は諦めて、栃木から会津田島までの乗車券とリバティ会津101号の特急券を購入。
 ホームに上がって直ぐにリバティがやって来た。
 これで確実に台風の影響のリカバリー完了。さらに1本前の会津田島直通列車に乗車でき、+約1時間の余裕時分まで確保。
 ここで初めて保冷バッグのビールに手をつける。
 常陸野ネストビールのグリーンホップ。本日3本目。
 下今市までは低山に霧がかかる6月らしい景色。
 更に坂を詰めるにつれて、雨は止み、野岩鉄道に入る頃には所々青空が覗きだす。
 更にサッポロ1本を消化。
 分水嶺の山王峠をトンネルで越え、会津へ。
 会津高原尾瀬口駅(旧会津滝ノ原)から会津鉄道へ。ほどなく会津田島着。

【お出かけ】会津鉄道・只見線(その7)~会津田島・会津浪漫風号~2023年06月03日 12:58

会津田島駅到着時のリバティ会津からの連絡列車
【お出かけ】会津鉄道・只見線(その7)~会津田島・会津浪漫風号~

 0940会津田島着。
 後で分かった事だが同じ列車にこの後芦ノ牧温泉駅で合流するSさんも乗車しており、すぐ接続の0945発会津若松行で先行されたとのことだった。
 当初のいわき~郡山~会津若松廻りでの到着予定は1120だったので、100分の短縮。
 つまりは芦ノ牧温泉に向かうトロッコ列車の会津浪漫風号までに2時間強の暇ができた。

 天気は時々日差しが射すほどに回復。
 駅前の案内看板を眺めてみるが、琴線に触れる物はなく、駅の観光案内所の前のベンチでしばらくスマホをいじる。
 缶ビールを本購入し、2本は保冷バッグに補充、もう1本は駅の待合室のベンチでテレビを眺めながら呑む。本日5本目。
 
 1042に鬼怒川温泉からのAIZUマウントエクスプレスが到着。北千住経由の計画で乗車予定だった列車である。
 この列車にご乗車されていた、ここから暫くの旅程でご一緒させていただく、Hさんと無事合流。
 窓口でトロッコ列車の指定席券をネットの予約票を提示して購入。
 駅の土産物屋や売店を眺めて、トロッコ列車での石炭(つまみ・食事)と水(酒)の補給。
 
 1120に会津若松からの会津浪漫花号が到着。当初計画立案時点での会津田島入りの予定列車。
 入線後も直ぐには乗車できず、会津浪漫風号の改札開始は1140過ぎ。

 早速乗り込むが、売店の至近では無くて(ざわざわしそうで嫌だから)でも近い席(売店にもトイレにも便利)というチョイスがちょっと裏目。売店の商品が飛ばないようにするための風防として透明のスクリーンが窓に取り付けられていて、ボックスの幅の1/3くらいまで出ている状態で、フルのオープンエアと言えるかというと微妙な感じになってしまった。
 まぁ売店至近の席は全面風防だったので、それよりはマシ。
 とはいえ、走り始めれば当然風は入り爽快だった。

 会津浪漫風号は1158に会津田島を出発し芦ノ牧温泉に向かう。到着までの1時間1本勝負。
 二人で常陸野ネストビールと会津田島駅で購入した地ビール各2本を消費。
 要所要所の橋梁上で停車サービスもあり、車窓は新緑の山に霧がかかったり日差しがさしたりで美しかった。